2000人以上のお客様のお身体をチェックさせて頂いて、びっくりする事実があります。
あなたは骨盤底筋という言葉はよく耳にされることでしょう。
しかし、実際のところ、どんな役割があり、どんな機能があるのか、今ひとつピンとこないという方が多いのではないでしょうか。
一言で言えば「立つ、歩く」を担う非常に大切な筋肉です。
そしてお尻周りの骨、寛骨、仙骨、尾骨を中心にぐっと引っ張たり緩めたりする筋肉です。
この骨盤底筋が活性化しているか、非活性なのかをチェックする簡単なテストがあります。
「骨盤底筋テスト」と呼んでいますが、私が成人の2000人以上にチェックしてきて活性化していた方は10人ほど。

右肩、左肩を上から押して、両方押し返せた人は10人もいなかったのです。
それくらい、骨盤底筋が凝り固まってしまっている方が多いのです。
実は恐ろしいことで、骨盤底筋の筋肉が凝ってしまうと、身体の機能低下が著しくなります。
股関節痛、O脚、ガニ股、外反母趾、内臓下垂・・・。
慢性的な老化症状と密接につながりがあります。
また骨盤底筋の筋肉が凝り固まる、ということは血流が滞ります。またリンパも滞ります。
結果、静脈瘤、むくみ、足の冷え性、便秘、そして子宮系の冷えもありますので、重い生理痛や病気も連動してくる可能性があります。
そして怖いことは、肩コリとか首コリのように凝ると不快症状を感じられれば、対処しようとマッサージやストレッチでほぐしたくなるわけですが、骨盤底筋のコリは自覚症状がないので、放置され続けてしまうわけです。
足がむくんで不快と思っても、これが「骨盤底筋のコリ」のせいとは頭の中で結びつかないので、骨盤底筋とは関係のない素っ頓狂なケアをしてしまいます。
だから、隠れてどんどん骨盤底筋の老化が進行していく悲しい現実があります。
骨盤底筋の老化が進行して股関節をグッと握る握力が無くなってしまうと、股関節痛、股関節脱臼など思いもよらない病気で歩けなくなってしまうこともあります。
「じゃ、骨盤底筋の体操や運動をすれば良いじゃない」と考えられると思うんですが、一時的な効果はあるんですが、根本的な解決にならないケアがほとんどです。
慢性的な肩コリの方が多少、運動療法をしてもまたすぐ戻ってしまいますよね。
それと一緒で、凝ってしまう根本を取り除かないと運動効果は得られないんです。
残酷な現実ですが、そもそも骨盤底筋のコリで尿もれや外反母趾をすでに誘発されている方の場合、運動療法はほぼほぼ手遅れです。
骨盤底筋がコリ固まっているので、ガチガチでほぐれていない状態で、骨盤底筋が動きませんから運動が骨盤底筋にほぼアプローチできない状態なんです。
骨盤底筋の運動をしているつもりが、足だけの運動になってしまっている方が多いんですよ。
骨盤底筋テストで倒れてしまう方は、まずやるべきことは運動ではなく、骨盤底筋のコリをほぐすこと。
筋肉が動けるようにほぐすこと。
ほぐすことで、眠っていた骨盤底筋がギュっと目覚めます!
目覚めるとちゃんと骨盤底筋の運動が届くようになります!
足腰がしっかり大地を踏めるようになります。
片足立ちがしっかりできるようになります。
骨盤底筋のコリは、まだあまり知られていない国民病なのかもしれません。
一人でも多くの方にこの事実を知って、いち早く対処して若返って欲しいと願っています。