あなたが忘れた“あの日の尻もち”。過去の古傷が60代で牙を剥く

こんにちは、ピエール新田です。
仙骨での「神経ロス」。これが足腰の不調の根本原因だと分かりましたが、私にはもう一つ、大きな疑問がありました。
「なぜ、70代や80代といったご高齢の方より、50代、60代の比較的お若い世代にこの症状が多いのか?」
不思議と、もっと年齢を重ねた方には見られない症状なのです。
その謎を解くヒントは、ご本人たちの何気ない会話の中にありました。
「そういえば若い頃、スキーで派手に転んでお尻を打ったわ」
「部活で柔道をしていて、何度も強く畳に打ち付けられて…」
そう、スキーやスノーボードでの転倒、部活や武道での強打。
若い頃に経験した、お尻や腰への強い衝撃。その時は若さで乗り越えられた古傷が、筋肉量が少しずつ落ちてくる50代、60代になって、静かに牙を剥き始めていたのです。
実は、仙骨や臀部を強打した経験のある方には、ある共通した身体的な特徴が現れやすいです。(これは2000人以上を見てきた私の経験則ですが)
それは、**「お尻のお肉が薄く、平らになり、仙骨がゴツゴツと浮き出ている」**という特徴です。
お尻の筋肉が仙骨を支えきれず、結果的にお腹がぽっこり出てしまう体型にもなりがちです。鏡の前で、ご自身の後ろ姿を確認してみてください。もし、ドキッとしたなら…。
明日の予告: その「神経ロス」を放置すると、あなたの未来はどうなるのか?「ブカブカの長靴」を履いているような、恐ろしい感覚の正体をお話しします。